11月17日(金)18日(土)に,日本相続学会第5回研究大会が東京(御茶ノ水)で開催されます。今回のテーマは「社会構造の変容と相続」です。
●基調講演には,寺本剛先生(中央大学理工学部准教授)による「世代間倫理から相続を考える」という内容です。世代間倫理?理工学部の先生が相続?一体何?と思われる方もあるかと思いますが,ここが日本相続学会のユニークなところで,いろんな視点から相続を考えます。
●シンポジウムは「後見・信託・介護」をテーマにします。相続発生後だけではなく,その前の段階から相続を見ようとしています。これは前段階が相続に大きな影響を及ぼすことを意味するのと同時に,後見・信託をどのように組み合わせたら効果的であるかというアプローチです。
●日本相続学会が9月22日に法務省に提出したパブリックコメントを,相続法改正ワーキングチームによって解説する研究発表もあります。相続法改正を最新情報で聞ける貴重な機会だと思います。
●事例研究発表は,8人の発表があります。法務・税務・不動産・保険など全部興味深い内容です。
詳しくは,こちらにご案内があります。裏面が申込書となっておりますのでご活用ください。

日本相続学会は2012年にスタートして5年が経ちます。この間に税制改正や民法改正議論など,相続に関連する大きな潮流変化に遭遇することになり,そのたびに「円満かつ円滑な相続」の視点から一生懸命発信を続けてきました。まだまだ乞うご期待!