そろそろ年賀状を準備する時期ですね。プライベートの年賀状は,いつからか木版画で作っているのですが,他の人の年賀状に絵具が付くなど迷惑をかけているのではないかとちょっと心配しています。なるべく薄く印刷するとか,版画の上に被膜コートをスプレーするとかしていますが,凄い効果があるわけじゃないです。もうちょっと勉強する必要があると思っていますが,間に合わずに今回も迷惑をかけるかもしれません。

来年は酉年ということですが,昨今の鳥インフルエンザの話しもあるので,絵はペンギンとかにしてみたらどうかなんて考えていましたが,よく考えると鳥インフルエンザを運んでくるのが「鳥」で,被害者が「鶏」なのです。自分の経年劣化が原因ですが,最近は牛や豚より鶏肉が良かったり,おでんのゆで玉子で大変お世話になっている以上,ここはやっぱり「鶏」を応援すべきでしょう。という結論になりました。

では,酉年の「酉」は本当はどういうトリ?いろいろ調べてみると,十二支のことは解説が多いですが,酉年のトリは「バード」ではなくて「チキン」だという決定的な解説はなかなか見つからない。本来,十二支は古代中国で方角や時刻、月を表すものとして用いられ,この十二支に十干を合わせて暦年を表すことにも使われました。十二支の子、丑、寅、卯…亥には動物の意味はなく、庶民が十二支を覚えやすくするために,身近な動物が当てられたということです。そこで身近な「にわとり」が選ばれたらしいですが,タツノオトシゴって身近?? まあ昔のことはよく分からないことも多いです。

そこで,面白い話をひとつ。表計算のEXCELが十二支のことを知っているのをご存知ですか?どっかのセルに「子」と入力して,そのセルを上下左右にドラッグする(セルの右下を左クリックしながら引っ張る)と何と,いつまでも十二支が出てきます。お試しあれ。

おでんの「ゆで卵」って書きながら,何となく生々しいというか違和感があったので「ゆで玉子」?ちょっと調べてみたら,どうも生物学的に,または生のまま殻に入った状態のものを「卵」。食材として調理済み,または調理をする前提のものを「玉子」というらしいです。なるほど。なるほど。