こういうタイヤをアメクロと言います。好きな人にはたまらないのです。

1月に33年前の自転車を整備に出したことを書きましたが,きれいに整備されて帰ってきました。交換した部品はタイヤをはじめ,ワイヤーや小さい部品で済みましたが,大変だったのは回転部分のグリスだったそうです。固まってしまったグリスを取り除いて,新たにグリスアップするという作業です。それでも,元気で現役のサイクルショップのおじさん(78歳)は時間をかけて丁寧に作業をしてくれました。実に有り難いことです。

帰ってきてから,私で出来る整備や一部の細かい修復を楽しんでいましたが,今日,お天気も良いので往復1時間弱の試乗をしてきました。最初はサドルの位置が合わず何だか変な感じでしたが,途中で調整をしたらぴったりとフィットして,凄くいい感じで走ります。この種類の自転車はサドルにどっかりとお尻をおろして走るのではなく,サドルはバランスをとるためにあります。そういう走り方をするとかなり早いです。でも30年の間に私自身が多少経年劣化していますので,長時間その走り方は出来ませんが,なかなか面白いです。久しく使っていない筋肉を使ったためか,意外と足にきます。これは運動不足解消には良いかもしれません。

「輪行」(りんこう)なんて言葉は知らない人が多いと思いますが,自転車を分解してきちんとした袋に入れると,公共交通機関に無料で持ち込むことが出来ます。(以前は有料でしたが)輪行袋を担いで電車に乗って,適当な駅で下車して組立てて走り出すという遊びです。夏になる前に一度復活してみたいものです。

まずはヘルメットを買って安全運転ですね。