2015国立社会保障・人口問題研究所(東京・日比谷)主催の「長寿化・高齢化プロジェクト ワークショップ」に行ってきました。日本の頭脳が集まって勉強している中、場違いな存在になっていたことは、指摘されなくても自分でよく分かります。午後1時から5時半まで、10人くらいの先生が続けて研究発表をしていくわけです。話していることは理路整然としており、感情的ではありません。時々フロアの人と議論っぽくなりますが冷静です。資料の字はかなり小さく、そして多くの先生は、声が小さくて早口という共通点がありました。なぜか?

たくさんの新情報を貰ったのですが、「超高齢者」という言葉が時々使われていました。65歳以上が「前期高齢者」75歳以上が「後期高齢者」85歳または90歳以上を「超高齢者」ということらしいです。私は今まで使ったことのない言葉でしたが、厚労省的には既にあったようで、85歳を90歳に変更しようというところみたいです。
この超高齢者の人達はどうも他とは違う特徴があるらしい。つまり、超高齢者になることが出来た人だけが持っている特徴があるということです。興味深いですね。今後の研究に期待します。また「今、健康かどうか」の質問に悲観的な答えを出す割合が高いのが女性。男性の方が楽観的な回答が多いらしいです。反対かと思いましたが、この理由はまだよく分からないみたいです。

生命表大好きの私としては、面白くて仕方ない時間をすごさせていただきました。