昨日,詩人の谷川俊太郎さんとピアニストで息子さんの谷川賢作さんのジョイントコンサートに行ってきました。(天白文化小劇場)
いつからか,谷川さんの「生きる」という詩のことが気になっていて,友人のSさんにコンサートのことを紹介された時,すぐ行くことにしました。
著作権があるのでその詩をここで紹介できませんが,「谷川俊太郎 生きる」で検索していただくと探せると思います。83歳とは思えぬ,背筋がぴんとした立ち姿がとても印象的でした。谷川さんによる詩の朗読と,息子さんのピアノと,お二人のトークは軽妙だけど実は深い味が仕込まれていて,後で反芻したくなるように構成されていました。谷川さんがジャズ風に鉄腕アトムを歌われた場面があったのですが,鉄腕アトムの主題歌は谷川さんの作詞なんですね。まさに「詞」と「詩」の合体したコンサートでした。

また,名古屋にはほとんどの区にこのような文化小劇場があります。そしてちゃんと活用されていることは素晴らしいことだと思います。