たぶん10年ちょっと前から、この時期に東大寺二月堂へ参詣に行くようになり、概ね毎年行っています。いわゆる「お水取り見物」ですけど。

最初は、よく分からずに行列に並んだら、すぐ後ろで行列打ち切り宣言。これがどういうことか分からずに動かない行列の最後をついていくと、最後のお松明をチラッと見て終わり。写真も撮れず不完全燃焼にて終了。IMG_8274

翌年から少しずつ進化し、「お水取り」は通称で、本当は「修二会」(しゅにえ)というお坊様の大変な修行であること、お松明(おたいまつ)は3月1日から14日まで毎日やっている、12日だけは籠松明ということ、メインは12日ですごく混みあうこと、微妙に本数と大きさと時間が違う、行く日の選定、到着時間や場所取りのこと、撮影スポットのこと、国立奈良博物館での予習を組み合わせるとナイスなこと、周辺地理はもちろん、休憩所と注文すべきメニュー、意外なところにある無料休憩所、安くて速い電車の選択、タクシーを活用すべきタイミング、寒さ対策、待ち時間暇つぶし対策、なんと3月2日に「お水送り」という行事が若狭(小浜市)で行われていること。終わってから何処で軽く一杯やって電車に乗るかなどなど、他にはここでは書けない情報まで蓄えることに。(なぜ書けないかというと、あることろに沢山の人が来てしまうと、来年から規制されてしまう可能性があるから)本気の人はメール下さい。

今年も新情報を加え、また少し進化しました。そんなことなので、私にお水取りの話しは振らない方がいいです。話し始めたら長いです。

今年また行って感じたこと、奈良公園では鹿と戯れる鹿せんべい騒ぎが風物詩ですが、一回も見なかったこと。きっと観光バスの中で、危ない!という指導を受けているのでしょう。また、奈良公園あたりはびっくりするほど外国人が多いこと。それもかなり多国籍ですね。日本人は少数派です。でも皆さんツアー出来ているので、夕食時間に重なるのでしょう。お水取りは殆どが日本人でしたね。

なぜ、また行くのかという質問には「そこにお水取りがあるから」ということにしておきます。