昨日は,かなり久しぶりに山歩きをすることができた。山のお仲間とともに6人で鳳来寺山の散策を楽しんだ。 小学校の遠足か社会見学で行ったような記憶があるあるが,ぼんやりしたまま蘇らなかった。
今の時期は紅葉も終わり,枯葉を踏みながら進むことになる。その枯葉なんだけど,よく見るといろんな種類と形と色や模様がある。 台風で傷がついたり,虫に食われたり,踏まれたりして葉っぱの原型をとどめていないものが殆どだ。 葉っぱの原型をとどめたまま紅葉し,そのまま枯葉となり,落ちている稀な葉っぱはもちろん綺麗だが,どうも面白みがない。
そう思って下を見ながら歩いていると,これも人間の一生に似てるかな。と思えた。 いろいろあって,何回も傷ついて,這い上がって。を繰り返して来て穴が開いたり,虫に食われた痕のある人生には興味深いものを感じるし,人が集まってくる。
円満な相続というと,人生のお手本のように「原型をとどめた葉っぱ」を目標に掲げてしまいがちだが,そんな上手くいかない。 傷だらけ穴だらけの人生だからこそ,ふさわしい「いい色」に仕上げたいということかな。
さて,山歩きのあとは計画通りに,温泉&忘年会。湯谷温泉でゆっくり楽しませていただいた。幹事のSeさんは,実に計画を作るのが上手です。 完璧な手配に脱帽と御礼!