あまちゃんも半沢直樹も終わってしまい,少し時間が経ちました。 まだ,新しいドラマに乗り切れないのは,私だけでしょうか。

さて,昨日と一昨日は町内の秋祭りでした。町民総出の大イベントです。夏休みからお囃子の練習が始まり,9月になると毎週土日はいろんな準備が始まります。 しだれ柳に和紙で作った桜の花が飾られた姿は,愛知県内はもとより,他ではあまり見られないようです。

__ (17)でもこの準備がなかなか大変。切って,染めて,作って,結んで。その間にしだれ柳の枝をたくさん切ってきて,乾かす。花の上のほうに上を向いてる柳が二本があるんですが,あれを立ち柳と称し,ずいぶん遠いところまで採取に行くんですよね。

昨年,やっと人形が修復され,三体ともきれいな顔になりました。__1006200年ほど前から続く祭りなんですが,祭りの意味は,行事として伝承するだけではなく, 祭りを通じて地域のコミュニティを維持するということだと思います。どんな立場でもいいから祭りに関わり,一緒に楽しむということになっています。 たぶん,こういう町は災害に強いのではないかと思っています。

私は,今年から創設された「安全統括者」という役割でした。体制つくりや事前の会議,安全教育が中心なので,当日は楫方(かじかた・山車を引く人)を しながら,安全に運行されるよう祈願し続ける係りです。無事故で終わって,ホッとしています。

後片付けをしていると,幕の箱に裏書を発見。天保七年八月 町内総代八人・・・ この祭りは文化年1006間に始まったと言われていますが,天保七年は1836年。 文化年間は1804年~1818年。幕をそんなに早く修復することはないと思われるので,最初は幕が無くて後で作ったとか。そんなはずないので実は文化年間ではなく,天保年間の発祥だったりして。まあ良く分からないから,名字のない当時の人に聞くしかないですね。

私なんか,まだまだ若年層に入るので,来週は「山おろし」(反省会)でたっぷり飲まされることになるのです。