先週、還暦のお祝いがありました。誰の還暦かというと、私です。

5年前まで勤務していた会社で、8年ほど採用や育成と営業所経営の仕事をしていた時、幸か不幸か私が採用、育成に携わったメンバーを中心に14人が集まりました。100人面接して3人しか採用しないという狭き門だったのですが、その会社はセルフコントロールが出来ない人には厳しく、生き残るだけでも大変。でも半分以上はその会社や業界で生き残り、全員がすごい成果を挙げていました。業界上位数パーセントの超一流です。そういうことを一言も自慢しないのが彼等の面白いところでもあります。(なぜか私が辞めてからのほうが業績が挙がっている。)

そして全員がいい眼をしていたのがとても印象的でした。なかでも一定期間に成果に繋がらず、退職したメンバーは特に気になっていましたが、特に良い眼をしていたので嬉しかったです。

私が還暦なので彼らも45歳前後。思い出すと、何か一貫してやってきたこともなく、叱るというより、よく怒っていたし、あれもこれも、穴があったら入りたいほど恥ずかしいことばかりです。たぶんリーダーシップ論などのセオリーはほとんど守っていない。常に迷い苦しみながら、やれることはなんでもやってみる必死の毎日でした。

二人の女性もいましたが、二人ともすごく立派なキャリアウーマンとして活躍していてくれました。全員が自慢の子ですね。学校の先生ってこんな感じなんでしょうか?

何年も経つのに私の還暦を覚えてくれて、集まってくれた皆さんに感謝です。似顔絵入りケーキやオリジナルTシャツ、豪華額付き似顔絵入り色紙、更に演出のいろいろ、かなり手間をかけて入念に準備がなされており、頭が下がる想いの連続でした。準備をしてくれた人、忙しいのに遠方から来てくれた人、自慢の子たちに感謝です。ありがたい一日でした。