以前,ピザにチャレンジするための道具について書きましたが,今度はピザ生地についてまだまだ迷っていますので,そのあたりを書くことにします。まずは,私の理想のピザを決めなくてはいけないなと思いまして,下記の3店でマルゲリータばかり,複数回試食をしてみましたのでその考察から。
①ISOLA 名古屋店
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23004095/
名古屋駅前のミッドランド4階にあるお店です。白金をはじめ東京に5店舗あり,東京以外は名古屋だけみたいです。生地は,強力粉100%ではなく,薄力粉をブレンドしているようで,重すぎず適度に軽さがあります。真ん中あたりは,かなり思い切って薄く仕上げてありました。薄くするということは,トマトソースを塗りはじめてから窯に入れるまで,かなりスピーディに作業しないといけないですので,その薄さを見た時には,ピザ職人の自信というかチャレンジのようなものを感じました。
②SOLO PIZZA Napoletana 名古屋駅店
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23059142/
名古屋の大須にあるチェザリというお店が名古屋駅前に進出してきました。特徴はセルフ・スタイル(使い捨ての皿とプラスチックのフォーク&ナイフ)と世界最優秀ピッツァ職人(2010年)の牧島昭成さんですね。本人には会えませんでしたが,指導を受けた職人が担当されています。生地はおそらく強力粉100%で,ちょっと重い感じでモチモチ感が印象に残ります。日本人的に丁寧に,丁寧に,という感じではなく,大まかな感じ。本場で食べるナポリピザはこんなもんだよ。というメッセージかな。
③ナルーチェ
https://tabelog.com/aichi/A2302/A230202/23052257/
愛知県あま市にあるお店です。以前は名古屋の栄あたりで営業されていたようですが,近年移転されたようです。ここは小さなお店ですので,作業や窯の中の様子までよく見えます。無口な店主がリズムよく焼きあげられます。生地は,強力粉と薄力粉がブレンドされていると思います。私の印象ですが薄力粉10%前後のブレンドではないかと思います。生地はちょうど良い加減の塩味を感じます。また最後にかけるオリーブオイルがちょっとだけ多めかな。
何れのお店も大きな石窯で焼きますので,焼き時間は1分前後です。またそれぞれに職人や店主のピザへの想いがしっかり詰まっていますので,そんなことを考えながら食べると,すごく面白くて美味しいです。小麦粉はイタリアのカプート社の強力粉をアピールするように袋が陳列されているお店もあります。生地はたぶん1日前に仕込んで低温発酵させているのではないかと思いますが,皆さんしっかりした仕込みが行われているのがよく分かります。さて,そろそろ私の理想形を決めて,まずは理想形のピザに向かって真似をしていくところから始まりますね。ということで,私の理想のピザを ”ISOLA” にすることにします。
いままで,美味しいことは美味しいのですが,伸びるとか伸びないとか,モチモチしすぎとかでしたが,これで小麦粉は決まりました。発酵は生イーストとかビール酵母までは手が出ないので今後とし,とりあえずドライイーストでやってみます。そして記録が大事ですね。どうなったか。また書きます。