今回はかなり珍しいものを作ってみました。需要が極端に少ないため、これをDIYした人は多くないと思います。「提灯スタンド」と言うとイメージし難いですが、祭りの前夜・当日に家の前に提灯を飾るのですが、その提灯をぶら下げるものということです。それを下の脚から作ると大げさな感じなので、もう少し軽い感じを目指しました。
L字型になった柱部分の上に屋根が乗っているので、簡単に屋根だけ外せるようになっています。それでも何となく寂しい感じがするので、急きょ塗装をすることに。黒いステイン+透明ニスで塗ろうかなと思っていたのですが、ホームセンターに漆(と言っても素人用)が売っていたので、それじゃあということで、漆を下塗りと上塗りの2回だけにして採用。
あと、目立たないところですが、今回のポイントは実は屋根やスタンドではなくて、その取り付けにあるのです。ここに気が付いた人はあまりいないと思いますが、土台となる60㎜の角材を固定(後で外しやすいようにボルト固定・ただしワッシャーとボルト頭の分だけはノミで下穴を掘って見えないようにする)その上に漆塗りをした40㎜柱を固定しますが、ここを美しく仕上げるアイデアがどうしても浮かばなかったので、時間切れ&折衷案で一応完成。
イメージとしては、どこにもボルトらしきものは見えないが、なぜかピタッと固定。というのを目指していましたが時間切れのため断念。そして仕上げの漆を一気に塗って、夕方には匂いはプンプンするけど、とりあえず手に付かないギリギリの出来上がり。
課題は残りましたが、何とか祭りに間に合った。