土曜日に、二人のKさんと私の三人で久しぶりにゴルフに出かけました。清々しい青空のなか,久しぶりにリフレッシュできました。
実は,昨年末にひどい捻挫をしてから、山登りどころか運動らしいことはできず、久しぶりのゴルフはちょっと不安がありました。①まずスタミナが持つかどうかという不安と、半年クラブを握っていないので、②どのくらい迷惑をかけるか分からないという不安。
結果から言うと、翌日のダメージは別として一日分のスタミナは,なんとかOK。同伴者にとって迷惑だったかどうかは、怖くて聞けず…。 私にとってはリハビリゴルフだったので、スコアはあまり気にせず、右足を気にしながらのプレイ。OBとかで大叩きをした次のホールは、良くないものを引きずりがちですが、 今回はそういう現象がありませんでした。(逆に言うと、よかった次のホールでも、関係なく大叩きするということですが…) 個人競技の場合は特に,「欲と緊張には相関関係がある。」という私の仮説は正しいと確信。
かなり前に、スペシャルオリンピックス(※)のボウリングコーチをしていた時に、全国大会があって東京へ行きました。観客席満員、TVは来てるし、皇族が後ろで見てるし、緊張するための条件はこれ以上ないほどに満載。それでもアスリートたちは、いつもの練習どおりのプレイをさらっとやってのけた。それもみんな。
うまく見せようとかいう,欲の分だけ緊張する。だから「いつもどおり!」「練習どおり!」がコーチの口から連発されますよね。昔は,緊張することを前提にして,その分だけ実力を割り増しするという方法でしたね。スポーツだけではなく,いろんなことに言えることですが。
※スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営はボランティアと善意の寄付によっておこなわれています。スペシャルオリンピックスでは、これらのスポーツ活動に参加する知的障害のある人たちをアスリートと呼んでいます。