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修復前(重ね塗りも、なかなか味があるが)

6・7年前頃に、2×4材で作ったバーベキューテーブルがあります。なかなかの優れもので、真ん中が開いてそこに珪藻土の長方形七輪がキチンと収まります。この石川県珠洲市から取り寄せた七輪は保温性に優れ、炭の使用量が極端に少なくて済みます。テーブルは4つに分解できるようなっているので収納ができます。最初は分解していましたがだんだん面倒になり、いつからか庭に置きっ放しになっていますけど、、。そのため風雨、雪、紫外線を浴び、塗装が剥げてきたので2年に一回くらい塗装を重ね塗りしてきました。それはそれで味があっていいのですが、塗っていたのが色つきの油性ニスだったのです。(作った時の設計図がありましたので3D画像をつけておきます。)table

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電動カンナで削って、塗装中!

最近になって、ニスは浸透せずに表面に塗膜を作るのはいいのですが剥げた時にそこから水分を吸収し、木が反ったりヒビが入ったりしていくことが分かりました。これは、塗料の選択が間違っていることに気がつき、置きっ放しにするなら浸透性の塗料を使用すべきだということがやっと分かりました。

それを知ると何とかしてあげたくなったのですが、まずは今の塗料を剥がさなくてはなりません。剥がさないと浸透しないので意味がないのです。何度も重ね塗りしているのでかなり分厚くなってしまった塗料。すでに木が反ってしている部分もあります。まずは40#のサンドペーパーを付けて電動サンダーで削ってみましたが、きれいにはいかない。つぎは電動ドリルの先に丸いワイヤーブラシみたいなのを付けてみましたが、これもうまくいかない。思い切ってカンナで削ってみました。うまくいくところもありましたが、へこんだところは×ですね。一旦、ここで諦めようとしましたが、この中途半端なまま止めるわけにもいかず、数日経過。

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修復作業完了。これでしばらく様子を見ることに。

そこで名案が浮かびました。電動カンナならやれるのでは!、早速工具収集癖が首をもたげました。でも私のDIYには、ほとんど電動カンナが活躍する場面はなく、わざわざ買うのは??。いろいろ物色している間に工具レンタルを思いつき、早速ホームセンターに聞いたら2泊3日で500円。初めての電動カンナ体験でしたが、すっかりきれいになりました。ただし削った木屑がすごくたくさん出ますので、木屑の出るところに、あらかじめ靴下かストッキングを付けておくべきでした。(塗装を剥がすくらいでカンナの刃にダメージがないことは手動のカンナでわかっていたので、レンタル工具には全然ダメージはありませんので、ご心配なく。)
ということで、浸透性の塗料として有名なキシラデコールを2回塗り。天板だけがキシラデコールで他は今までのまま。ツートンカラーですがまあこれも面白いでしょう。これで雨が降って雪が降って、猛暑に耐えて、どんなことになるのか、新しい実験ですね。

電動カンナをかけると、一気に一皮剥いたみたいにきれいになりますね。(もし、こんな化粧品があったら売れるでしょうが。)それに電動カンナはそんなに危険な工具でもありませんでした。ということでした。