お風呂で使うボディタオルですが,なぜか随分前から「無印良品」の一番安いナイロンのモノが気に入っています。どこが良いの?と言われると難しいのですが,まあ何となく慣れているのです。いちいち家人にあれこれ言うより,古くなれば自分で買ってきて替えておくことにしているのですが。特に気に留められている訳でもなく,誰からも全く反応はないです。(まあ反応を期待している訳ではないのですが)

そのボディタオルの値札を見ると,いろんな国の通貨で価格が書いてありました。各国で値札を付け直すのではなく,もう先に印刷してあるというのが面白いです。日本では400円(税込)で買えるこのタオルが他の国でいくらで売っているか?気になったので,いつか全部を円換算してみようと思って,捨てずに置いてありました。今日,その値札を円換算してみたら400円~約600円ということに。結構,幅がありますね。

この価格設定は,全商品に共通の倍率みたいなものがあって,それで設定されているのか?為替のことを心配するとこんなふうに値段を印刷してしまっていたら簡単に対応出来ない。いや多分,国ごとに会社が作ってあって,日本から仕入れてそれぞれの通貨で決算して納税する。その国ごとの会社の利益率から逆算してこの倍率が決まっている。仕入れ元が販売価格まで決めているのは,各国の販売会社も無印良品の傘下にあってきっちりコントロールしている。日本に資金を還流させる必要があるときは為替のタイミングを見て。そういうことなのかなあ??

でもよく見ると,このタオルは日本製なんですね。他の国でも作れそうな気がしますが,そこが肝ですね。きっと。それから,この値札からすると今後,インドやオーストラリアは進出する可能性があるのかな?値札一枚でいろいろ想像させていただきました。