一か月ぶりです。1月は、目まぐるしくいろんなことがあり、余裕のない日々が続きました。そして締めくくりは31日の山登りでした。

IMG_8174

足跡が重なっています。(たぶん2回分) 動物もトレースを辿る習性があるのか?

今回は、飯田市にある「高鳥屋山」(たかどやさん)です。尾根ルートから山頂近くまで行ったことはありましたが、登山口から登るのは初めてでした。標高約900Mから1398Mの山頂まで、今回は山仲間4人でほぼ雪上を歩きました。と言ってもトレースがあり、アイゼンやワカンをつけるほどでもなく、まあ気持ちよく登頂。ガスに阻まれ、眺望のないまま山頂の避難小屋でゆっくりと休憩をとり下山。123

ドラマはここからでした。往路とは違うルートで下山しましたが、ほとんど人が通らないルート。トレースがあるので安心して進みましたが、しばらくしてよく見ると、このトレースは靴ではないのでは?なんか指のように見えるし、・・・・・。そう、人間の手のひら程度の大きさ。この大きさの足跡はイノシシではない。とりあえず足跡は今日のものではないということで、鈴をつけて行くことに。時々その動物の新鮮な足跡があったりしましたが、どんどん下山。

ほとんど人が入らないルートでかなり斜度がきつく、おまけに薮コキ、冬場でも厳しいコースです。時々あるピンクテープとGPSのおかげでルートミスはしませんでしたが、南アルプスを愛でた後、1時間ほど頑張って下山し、車道に出た所で力尽き、4人でおにぎりを食べて一休み。そして歩きはじめたら、なんと「ツキノワグマの親子がいるので注意!」の看板。この看板は山頂にも一枚欲しかったですね。