以前にちょっと書きましたが,「若狭のお水送り」と「奈良のお水取り(お松明)」に行ってきました。今まで,奈良のお水取りは何度も訪れてきましたが,若狭のお水送りは初めてです。お水送りは参加型ですが,お水取りは鑑賞型ということが出来ます。また,若狭の方は神宮寺の住職以外は近隣の皆さんによって担われています。いろいろ違いもありますが共通点も多く,この二つは一体の行事(お祭りではない)として見る方が,何倍も興味深いと思います。(混乱しそうなので,お水送りを青字にしておきました。)

この行事を映像が浮かぶように文章で説明するのは大変です。すみませんが各々を紹介したニュース番組は下記ですので,よろしければどうぞ。
お水送りhttps://www.youtube.com/watch?v=7pGT4AXV3dM
お水取り:https://www.youtube.com/watch?v=ruAKnIvFN60

お水送り・松明行列の様子

お水取り・お松明

 

 

 

 

 

 

 

お水送り&お水取りマニアとしては,今回も新しい勉強がたくさん出来ました。特にお水は「水」Waterのことではなく「水銀」mercuryであるという話し。それによると若狭と奈良がスムーズに繋がり,いくつもの不思議な行事の理由がシンプルに理解出来ます。内容はまたの機会に書きますが,神秘の扉の向こうが少しだけ覗けたような感じです。お水送りは毎年3月2日に。お水取りのお松明は3月1日~14日,本番のお水取りは3月12日ですので,まだ間に合います。暗い・寒い・火の粉で服が汚れる。という三重苦。そして,いずれも写真を撮るにはなかなか難易度が高いのです。